今日からアナカフェの2階でカップオブエクセレンス2011のインターナショナル
審査が始まっている。
2回の国内審査をくぐり抜けた逸品が揃っているので、きっとどれもピカピカの品質。
残念ながら今回は味わうことはできないが、一応会場を覗いてきた。
ラ・パンパ農園は、今回4つのロットを出品。そのうち2つが国際審査に進んだ。
結果が出るのは金曜日。楽しみだ。
私は、アナカフェでラ・フロレンシア農園のヘラルドと待ち合わせ。
農園に連れて行ってもらう。
首都グアテマラシティから30分ほどのビジャ・カナーレスというところにあり、
アマティトラン湖のすぐ近く。
ここでは、ブルボンとブルボンシートとカツーラの3種が育てられている。
「ブルボンシート」という品種は、コスタリカの研究所から持ってきた品種だが、
実際にコスタリカでは育てられていないということ。グアテマラでも5人くらいしか
育てていないらしい。
ブルボンとの味の違いを聞くと、「たいして変わらない」とのこと。
昨年、パカヤ火山が大噴火して、灰や溶岩石が農園に降って、ダメージを受けた区画
を見せてもらった。地面には黒いカサカサとした石がたくさん転がっていて、足を
滑らせてしまうほど。大きいものになるとゲンコツくらいのサイズ。すさまじい。
火山灰が葉に付いてしまうと、光合成がうまくいかなくなり、木の生育に影響が出るし、
石が当たって木に傷が付くと、そこが乾いて枯れてしまったりする。
アカテナンゴでもそうだったが、ここでも雨が足りず、開花の状態が良くなかったらしい。
毎年いろいろな問題はあるが、最終的に良い結実になることを祈るしかない。
昨年は逆に雨が多かったが、良い収穫になったというので、これから日本に入ってくる
ロットが楽しみになった。
帰りにポヨカンペロで昼食。チキンを3ピース食べておなかいっぱい。
次はアンティグアの「ラ・フォリー農園」を訪問予定。