「ペニャ・ロハ」とは、「赤い岩」という意味。
大きな赤い岩が発見されたので、「ペニャロハ」と名付けられた村で
組織された農協だからそのままペニャ・ロハ農協。
場所は、グアテマラのウエウエテナンゴのラ・リベルタ。
首都グアテマラシティから345km離れた、メキシコとの国境ちかく。
そう、あのエル・インヘルト農園のある場所と同じ。
管理さえきちんとしていれば、良質の珈琲が出来ること
間違いなしの気候と土壌だ。
農協を仕切るのは、アナクレト・ドミンゴさん。
彼を中心に一致団結して、高品質コーヒーを生産している。
小農家が持ち寄るコーヒー豆を集めているので、当然品種は
混在している。
メインがカツーラ種で約50パーセント。
その他が、サン・ラモン種20%、ブルボン種10%、ティピカ種10%
カティモールとパチェで10%程度だということだ。
この豆の特徴は、ずばり『甘さ』だ。
熟した果実の香りが豆の状態でもムンムンしていて、口に含むと
甘い味と香りがいっぱいに広がる。
収穫されているのは、平均1490mという高地なので、しっかりと
したコクが感じられ、じつにまろやか。
あきらかに過熟系の味だが、ぎりぎりのところで止まっており、
とても美味しく飲める。
店頭でもネットでも人気沸騰中のペニャロハ農協。
ぜひお試しあれ。
カフェテナンゴの『ペニャ・ロハ』