「ラス・ロサス」とはスペイン語で「バラ」の意味。
その名の通り農園にはたくさんの種類のバラが咲いている。
2008年に訪問して以来農園主のローランドさんとは
ずっと仲良くしていて、日本で豆を販売する計画を練って
いた。
今年のグアテマラ出張の時にウエウエテナンゴのエル・イン
ヘルト農園に行ったので、そのついでにラス・ロサスにも行
こうとしたのだが、ローランドさんの都合がつかなかったの
で会えずに帰ってきた。
今年も販売は無理かなと思っていたら、ひょんなことから
ラス・ロサスのコーヒーが買える機会に恵まれて、今回の
発売となった。
ラス・ロサス農園は、2007年にカップオブエクセレンス
15位入賞の実績があり、とても素晴らしい品質の珈琲が出来る
畑であることが証明されている。
ベネフィシオ・ウメド(ウエットミル)が農園内にあり、収穫後
迅速な精製ができることも高品質珈琲を産み出す要因になって
いる。
ブルボン、カツーラ、パチェなどいろいろな品種が栽培されて
いるが、カフェテナンゴが販売するのはブルボンとティピカの
混合でCOE仕様のスペシャルロット。
ミルキーな甘さと青リンゴのような酸味がうまく調和して独特な
コーヒーになっている。
きっちりと並べられたタイルのように、味と香りの要素が継ぎ目
なく張り合わせられて、一体感のある上質な味わいが楽しめる。
また新しいウエウエテナンゴの魅力に出会えた。
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