中米ではコーヒーの精製所のことをBeneficioといいます。
摘んできた実の果肉を除去して、発酵槽でヌメリをとって、洗うことが主な業務の精製所を
Beneficio Humedo(ベネフィシオ ウメド)といいます。
これに対し、洗った豆を乾かしたり、脱穀したり、麻袋に詰めたりする精製所は、
Beneficio seco(ベネフィシオ セコ)といいます。
午後から新しいBeneficio humedoのオープニングセレモニーがあるというので、お昼ごはんを早めに食べて、バスに乗って山奥に行った。
テントとイスが並んで、中央にステージが置かれている。人はたくさん集まっていた。
ファティマ(ソペスカ代表)が挨拶をした後、生演奏やダンスなどいろいろな催し物があった。
Nacatamal(ナカタマル)とパンがみんなに配られた。ナカタマルとはニカラグアの『国食』。(というんだろうか?)要するに、ニカラグアを表象する食べ物なんだそうだ。
トウモロコシの粉にラードなどと一緒に練って、トウモロコシやバナナの皮で包んで蒸す。中身の具に肉などが入ったもの。
新しいBeneficioは環境に配慮されたもの。排水で水源を汚さないように、3つの濾過槽がついている。
赤い実だけを摘んで、精製所に運びます。写真はニカラグアのカツーラ種