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『世田谷コーヒー宣言』 スペシャルティコーヒー専門店カフェテナンゴの公式ブログ

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2009年 02月 19日

コーヒー摘み取りというお仕事(ニカラグア)

Cortador(コルタドール)とかRecorectador(レコレクタドール)というのがコーヒーの実を摘み取る労働者のこと。

中米では摘み取りの仕事は朝6時から始まって、お昼過ぎ2時に終わるというのが一般的です。標高が低く、暑い地域では、午前中で終わりにしてしまうとこともあるようです。陽が高く昇ってしまうと暑くて仕事どころじゃないということです。

お腹が空けば、コーヒーと一緒に植えてあるバナナやオレンジなどを食べて、お昼ごはんは食べさせてくれたりします。そして1日140コルドバから熟練の人なら160コルドバくらい稼ぐそうです。

19コルドバが1ドル(米)ですから、1日摘み取って7~8ドルというところでしょうか。

もちろんこれはほんの一例であって、すべての労働者が同じような条件で働いているわけではありません。

しかし、最近は政府が最低賃金を上げたり、子供が働かされないように農園を巡回したりと労働条件の改善を図っているので、以前よりずっとよくなったと聞きました。


写真は摘み取ったコーヒーの実の果肉を取って、洗ったのちパティオで天日乾燥しているところ。
コーヒー摘み取りというお仕事(ニカラグア)_e0159435_118049.jpg


by cafetenango | 2009-02-19 11:10 | ニカラグア(コーヒー)


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