『世田谷コーヒー宣言』 スペシャルティコーヒー専門店カフェテナンゴの公式ブログ

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2009年 01月 31日

コミッション

空港タクシー運転手の取り分が15パーセントしかないという話は書いたが、それだけでは当然生活が苦しい。

彼らは他に収入がある場合がある。

それがコミッションだ。特定のお店にお客を乗せていくと、もらえる報酬みたいなもの。

たとえばナイトクラブにお客を乗せていくと、店から15ドルもらえるという。

他には、『セントロマサヘ』(直訳はマッサージセンター)という施設があって、女の子がたくさんいて、普通にマッサージが受けられる。しかし、そこには付属して個室があり、60ドルで鍵を借りることができる。そうすると気に入った女の子と2人で部屋に入れるというシステムらしい。

セントロマサヘに乗せていったお客さんがただマッサージを受けるだけでは、報酬ゼロ。しかし、部屋を借りてくれれば、10ドルもらえるらしい。

どうりでタクシーに乗ると、『夜はどこに遊びにいくんだ?』とか『女はどうだい?』というようなことをしきりに聞いてくるわけだ。

暇なときにタクシーの運転手とご飯を食べにいったりするのは、こういう話を聞けるから。
こういう情報を集めるのも好きだ。
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by cafetenango | 2009-01-31 19:59 | ニカラグア(コーヒー)
2009年 01月 30日

朝食

宿には2匹の猫が飼われている。
前回来たときは、まだ子猫だったが、ずいぶん大きくなった。そのうちの1匹がハンモックに飛び乗って私の上で寝ていた。明け方は冷え込んで寒かったので、追い払わずにそのままにしておいた。
朝になると、空はきれいに晴れていてまぶしかった。
宿のレストランに行って朝食。
Café con Leche (カフェコンレチェ)とDesayuno chiquita(デサユノ・チキータ)

内容は
Gallo pinto (ガジョピント)
Huevos estrellados (ウエボス エストレジャードス)
Tortilla(トルティージャ)

ガジョピントというのは、米と豆を炒めたお赤飯とチャーハンの中間みたいなもの。
ニカラグアの主食みたいなもので、朝や夜の定番。作る人・店によってはかなり油っこい。私は大好きで、毎日食べても飽きない。
ウエボス エストレジャードスは目玉焼きのこと。
トルティージャはおなじみ中米の主食。トウモロコシの粉を練って、円盤状にして焼きます。焼きたては本当においしい。フリホーレス(豆の塩煮)やお肉などと食べてもいいが、焼きたてに塩だけかけていただくのもいい。
スペインのトルティージャ(じゃがいものオムレツ)とは全く別モノ。

食べ終わってから、ドミトリーに案内された。リニューアルされていたので、前回のときとは違って、部屋は新しくてきれいだった。

広場にぶらぶらと歩いて行って、Platanito(プラタニート)を買って食べた。(3コルドバ)これはバナナチップスのこと。チリやサラダを上に乗せてくれるが、生野菜は怖いので断る。
La Union(ら・ウニオン)というスーパーがあって、その横に屋台がいくつもある。そこでQuesillo(ケスィーヨ)を買って食べた。(10コルドバ)これは、チーズと玉ねぎみじん切り、クリームをトルティージャで巻いたもの。

ニカラグアの食べ物はおいしいので大好きだが、油が多いような気がする。
夜はメルカド(市場)の近くの屋台で野菜中心に食べた。

街はクリスマスの飾りがたくさん売られていて、きれいだった。
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by cafetenango | 2009-01-30 14:01 | ニカラグア(コーヒー)
2009年 01月 29日

レオンに到着

警官が知っているタクシスタの家に行って、タクシーを出してもらったらしく、タクシーが来た。

ここまで乗せてきてくれた空港タクシーの運転手も安全のために一緒に乗っていってくれるというので、3人でレオンに出発。
かなりスピートが出ているはずだが、メーターが壊れていて何キロ出ているのかわからない。

レオンに入って、見慣れた景色になった。Via Via(ビアビア)というドミトリーのある宿にいつも泊まるので、そこに行ってもらう。
宿の人がちょうど入口にいたので、挨拶をして、空いているベッドがあるか聞くと、全部埋まってしまっているという。1泊23ドルの個室なら空いていると言われたが、高すぎる。庭の横に吊ってあるハンモックで寝るなら30コルドバ(2ドル弱)でいいというので、仕方なくハンモックで寝ることにする。
空港タクシーの運転手に約束通り50ドルを払ったが、途中から乗せてきてくれたもう一人にも20ドルを払うことになってしまった。
結局、合計70ドルを払ったので、空港で値切った意味がまったくなくなってしまった。

よく考えれば空港タクシーの運転手が20ドルを自己負担すべきだと思うが、ぺルーからエルサルバドルを経由してニカラグアに着いて、さらにタクシーでレオンに来た私はくたくたに疲れていたので、考える気力も値段交渉する気力もなく、さっさと払って宿に入ってしまった。

しかし、70ドル払ってハンモックで寝ることになるとは思いもしなかった。
これならマナグアのちょっといいホテルでゆっくり休めたなあと思いながら、ハンモックに包まって眠る。

蚊が多かったので、寝付くまでに時間がかかった。
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by cafetenango | 2009-01-29 17:42 | ニカラグア(コーヒー)
2009年 01月 28日

車の故障

しばらくして運転手が突然音楽を止めた。
どうしたと聞くと、「車から変な音がする」と言う。なるほどタイヤのあたりから定期的に金属音のようなものが聞こえる。
車を止めて、タイヤのネジを締めなおしてみたが、直らない。
運転手は徐行運転を始めた。

いつになったらレオンに着くのかというような速度で走っていたが、とうとう運転手はあきらめた。
La pas centroという小さい村に入ったとき、ガソリンスタンドで車を止めた。
もう営業は終わっているので、直せる人はいないが、警察の詰め所がくっついているので、安心して駐車できる。ここに車を置いて、他のタクシーでレオンまで行こうということになった。
しかし、ひとけも無く真っ暗な道路をタクシーなんて走ってそうもない。

しばらく考えてタクシスタが言った。「そこにいる警官にタクシーを探してもらう」

タクシスタは車から降りて、警官と何か話して、また戻ってきた。
「これからタクシーを探しにいくから、警官に渡すチップをくれ」という。20コルドバを渡すと、警官のバイクに2人乗りしてタクシーを探しに行ってしまった。

車の中に一人残されて少し不安。

車の窓をたたく男がいる。

ドキッとしてよく見ると警官だった。詰め所には2人の警官がいたらしい。

窓を開けて話していたら、「タバコをくれ」と言う。警官にタバコをねだられるとは思ってもいなかった。タバコは吸わないから持っていないというと、「じゃあ20コルドバくれ。買ってくるから。」と言われた。丁重にお断り。

おかしな警官だが、なんだか少し安心して、ドアを開けて車の外に出た。

空を見上げると星が降るようだった。
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by cafetenango | 2009-01-28 16:51 | ニカラグア(コーヒー)
2009年 01月 27日

レオンへの道

運転手いわくマナグアでも人気のレストランというところに入る。店内にはミニカジノも付いていて、とても賑わっている。

こっちの国では通常はメニュー表みたいなものはない。「あれをくれ、これをくれ」とテキトーに注文すると、1つのプレートに乗ってでてくる。
ガジョピントというお赤飯とチャーハンのアイノコみたいなごはんを食べながら運転手といろいろな話をする。

そのうちのひとつ、タクシー料金についての話。
空港タクシーのシステムは、支払われたタクシー代のうち15%がドライバーの取り分だという。初乗り料金なら15ドルのうち2ドルちょっとしかもらえないことになる。『本当か?』と思ったが、まあ、タクシスタの平均月収は150ドルくらいというから、そんなもんなのかもしれない。

「50ドルでレオンまで行ってももうけがない」「チップでも貰わないとやってられない」とブツブツ言う。とりあえずここはおごるからとなだめる。
料理は一人37コルドバ。お肉も食べてこの値段は安い。当時(2007/12)1ドルが18コルドバくらいだったので、2ドルくらい。

ちなみに、ニカラグアの通貨はcordoba(コルドバ)といいます。以前はpeso(ペソ)を使っていて、そのまえがまたコルドバだったそうです。ころころと通貨の名前が変わって
ややこしいらしく、いまだにペソと呼んでる人も結構いたりする。本当に紛らわしい。

食べ終わってレオンに向かって出発。
都市部を抜けるとまっすぐな幹線道路が延々と続いている。道沿いに工場や畑などが広がっているが、人はほとんど住んでいない。街灯なんて無いので、暗い。ヘッドライトが照らす範囲だけを見ながら、車で進む。

こんな状況でタクシードライバーが強盗に変身したら自分は「終わり」だなと考えながら、助手席に座っていた。

カーステレオからはスペイン語の歌が延々と流れていた。
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by cafetenango | 2009-01-27 18:08 | ニカラグア(コーヒー)
2009年 01月 26日

タクシスタ

タクシスタ(タクシー運転手)と話をするのが好きだ。

空港タクシーの初乗りは15ドル(米)。ニカラグアの物価から考えると強気な価格設定だ。
誰に値段を聞いても15ドルより下がらない。そしてみんな『どうせ会社が出してくれるんだろ』というようなことを言う。なるほどこの国では空港を使う人というのはビジネスの人がほとんどということか。観光で来る人は少なそうだしね。

レオンまでタクシーで行くことにしたのはいいが、2時間かかると言われた。
タクシスタがわいわい集まっているところに行って、交渉。
料金は80ドルを70ドルそして50ドルまで値切ったが、誰もレオンまで行きたがらない。「お前行け」、「いやだ」 みたいな会話をみんなでやっている。
そのうちの1人が「誰か50ドルでレオンまで行くやつはいるか?」と叫ぶ。そうしたら今日はまだ1人もお客を取れていない若いドライバーが渋々と出てきた。

走り出してから、おなかがすいていたので「夕飯が食べたい」と言うと、「おれもまだ食べてない」というので、レストランに連れて行ってくれるように頼んだ。

2人で幹線道路沿いのレストランに入った。
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by cafetenango | 2009-01-26 18:30 | ニカラグア(コーヒー)
2009年 01月 25日

マナグア

それでは今回のニカラグア編

ペルーを15時発の飛行機に乗る。
TACA航空はハブ空港がサンサルバドルなので、一旦サンサルバドルを経由しなければならない。

マナグアはニカラグアの首都で、以前私が強盗に遭ったところ。
このマナグアに20時25分到着予定だった。ほぼ予定通りに到着した。
迷うのは宿泊場所。もう4回目なので、ガイドブックもなにも持ってきていない。昼間なら宿探しができるが、夜ではむずかしい。治安も良くない。
強盗のトラウマがあるので、できればマナグアには泊まりたくない。バスでレオンという都市に行けば、なじみの宿がある。

空港の外でタクシーがたくさん待っている。運転手にレオン行きのバス停まで行ってくれと言うと、もうレオン行きのバスは無いという。最終バスは19時台らしい。なんとも早い最終バスだ。

こうなると選択肢は2つ。
①マナグアに1泊 ②タクシーでレオンに行く

マナグアは首都なので、宿泊費は高い。レオンは安いが、タクシー代がかかる。
計算した結果、マナグア泊のほうが若干安い。しかし、少しの違いなら気分的に良いほうがいいので、レオンに行くことにする。

レオンまでのタクシー代は70ドル(米)と言われたが、50ドルに値切った。
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by cafetenango | 2009-01-25 20:25 | ニカラグア(コーヒー)
2009年 01月 24日

初めてのニカラグア

今回は4回目ですが、初めてニカラグアに行ったときのことを少し。

中米縦断するためには電車がないので、バスを使うことになる。
その際に国境を越えて走る国際バスを使うか、ローカルバスを乗り継いで、
自分で国境を越えるかのどちらか。私は時間的に早い国際バスを使う。いくつか会社があるが、
好んで使うのはTICA BUS(ティカバス)。メキシコからパナマまで走っている便利なバス。

ニカラグアのTICAのターミナル付近はとても治安の悪い地区にある。
初めての私は、それをよく知らずに日が落ちてからひとりで歩いてしまった。

突然、木の陰からピストルを持った若い男が出てきて・・・。
気が付くと後ろにはマチェテというオノのようなものを持った男が・・・。

前からピストル、後ろからは斧。絶体絶命。

自分の額に向けられた銃口を見たのはもちろん初めて。

声が全く出ない。

『手を上げろ』とか『警察を呼ぶな』とか簡単な言葉は聞こえるが、
他は何を言っているのかわからない。とにかく早口のスペイン語で
まくしたてる。

日が落ちたといっても、真っ暗ではなく、あたりは見渡せる。

車は通り過ぎて行くし、通行人もいるし、見物人?もいる。

当然のことながら誰も助けてくれない。

もう手を上げてじっとしているしかなかった。

帽子を取られて、バックを取られて、ポケットの中をさぐられて
財布も取られた。

服と靴と命だけは取られなかった。

強盗2人組が見えなくなるまで、そこを動けなかった。

この話に付随するエピソードはたくさんあるが、全部書くと長くなってしまうので、
とりあえずピストル強盗に遭ったということ。
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by cafetenango | 2009-01-24 23:12 | ニカラグア(コーヒー)
2009年 01月 23日

ニカラグア編の始まり

ここからロマンと別れて、それぞれが別々に行動。

1ヵ月後にコスタリカの首都サンホセで会うことになっている。

コロンビアとペルーは観光要素が強かった。私自身、南米の旅行が初めてだったこともあり、
まずは様子を見るといった感じだった。

ニカラグアは今回で4回目だ。
バスで好きなところに自由に移動できるし、食べ物も慣れている。友達もいるし、ホームステイしていたファミリアもある。不安が少ないからコーヒーの勉強に専念できる。

というわけで、このニカラグア編からは、かなりマニアックなコーヒーの話がでてくると思います。中米のコーヒー事情を知りたい方は要チェック。
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by cafetenango | 2009-01-23 12:39 | その他
2009年 01月 22日

別れの夜

リマに着いてからロマンの調子が良くない。それまでも弱っていたが、

ついに撃沈!!

発熱してベッドに倒れる。

仕方ないので、薬屋に行って、解熱剤と総合感冒薬を買って飲ませる。食欲がないというので、Metro(メトロ)というでかいスーパーに行って、日清カップヌードル(3.3ソル)を買って帰って食べさせた。

ひとりでリマを観光。

ロマンは明日グアテマラに出発。コロンビア・ペルーは行動を共にしたが、ここからは別々になる。私はニカラグア、ロマンはグアテマラ。1カ月後にコスタリカで落ち合うことになっている。

今日は最後の夜なのだった。ロマンの具合が少し良くなったので、アルマス広場に夕食を食べに行く。セビッチェとビールで乾杯。

ロマンは明日10時のフライト。スペイン語があまり理解できないから、一人にするのは心配だが、まあなんとかなるだろう。グアテマラでスペイン語学校に行く予定なので、今度会うときには少しは上達していることを願って、眠る。
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by cafetenango | 2009-01-22 17:10 | ペルー(コーヒー)