『世田谷コーヒー宣言』 スペシャルティコーヒー専門店カフェテナンゴの公式ブログ

cafetenang.exblog.jp
ブログトップ

<   2013年 02月 ( 1 )   > この月の画像一覧


2013年 02月 02日

エーグルドゥースのお菓子

料理通信2月号でエーグルドゥースの寺井さんがカフェテナンゴのコーヒーと
ベストマッチなお菓子を選んでくださったので、実際に食べて楽しもう!ということで
先日スイーツの会を開催。

初めは2~3人くらいを予定していたのだが、フェイスブックで募集したところ
結構反響があり、3回に分けて開催。

~3種のコーヒー豆にそれぞれエーグルドゥースのお菓子を合わせて~

1、すっきりと酸を活かしたフルーティなコーヒー

<< コーヒー>>コスタリカ ラ・カンデリージャ農園 浅煎り
・綺麗な水を使ってフルウオッシュで精製されるコーヒー。透明感あふれる赤い果実の
ニュアンスがあり、甘さとのバランスを取るため酸を残した浅目の焙煎で。

<<お菓子>>
ミゼラブル  ダコワース生地にバタークリームを挟んだベルキーの伝統菓子

合わせてみた感想:
バタークリームがスーッと溶けた後に飲むと、やわらかくボリューム感のある酸が
もう一度クリームの甘さや風味を呼び戻すかのよう。
寺井さんは果実味を損なわないように、あえて苦味や香ばしさの少ない菓子を選んだとの
こと。さすがに素晴らしい組み合わせでした。時期的にミゼラブルは販売終了になっていましたが
特別に作っていただきました。エーグルドゥースのスタッフの方に感謝です。

2、酸と甘さのバランスのとれたコーヒー

<< コーヒー>> グアテマラ サンタ・クルス農園 中深煎り
・割としっかりと火を入れて、アンティグア産特有のコクと清廉さを表現。チョコレートっぽい
感覚と果実味が共存し、コーヒーらしいコーヒー。

<<お菓子>>
アルデッシュ 自家製栗のコンポートとアーモンドクリームを包んだパイ

合わせてみた感想:
カリカリに焼けた生地が煎りのしっかりした香ばしい珈琲としっかりマッチ。
栗のほっこりした甘さを力強いコクと丸い酸味が包み込む。
いくらでも食べ進められそうな美味しさ!ですが、このお菓子は結構大きいので
一個食べると満足感があります。

3、深煎りの苦味が魅力のコーヒー

<< コーヒー>> グアテマラ ラ・フォリー農園 深煎り
・深く煎ることで苦味とコクを活かし、カラメル化した砂糖の甘さ、少ない酸味が特徴。
3品種混合の複雑さが、深めの焙煎でも立体的で重層的な香味を実現している。

<<お菓子>> ケーク・オ・ジャンドゥヤ ヘーゼルナッツ風味のチョコレートケーキ

合わせてみた感想:
もう見ただけで『これは鉄板』と思わせる組み合わせ。大きな長方形のケーキ(5人分くらい)
ですが、対角線で切るように層になっており、それぞれに味が違います。
3品種混合のコーヒーには2層のケーキ。もう口の中はオーケストラ状態です。
寺井さんはビターではなくこのケーキに使っているミルクチョコが珈琲の味を損なわずに良いと
おっしゃっています。
このケーキにはオレンジピールが使われていて、それが深煎りのラ・フォリーに唯一足りない
爽やかさを付け加えてくれていたのが印象的でした。
コーヒーがお菓子に助けられて1つの組み合わせを作っている。そんなマリアージュ。


普段お菓子とコーヒーを合わせるときには、当然ながらコーヒー屋の視点で行います。
今回はお菓子屋さんの視点から選んでもらったので、『どんな組み合わせなんだろう』と
ドキドキワクワクでした。(とはいえ寺井さんは珈琲の味を第一にして考えてくださっていますが)

今回のスイーツの会。とても楽しく、そして勉強になりました。これからはエーグルドゥースの
お菓子を食べながらもっとお菓子について勉強していかなければと思いました。
[PR]

by cafetenango | 2013-02-02 19:19 | その他