『世田谷コーヒー宣言』 スペシャルティコーヒー専門店カフェテナンゴの公式ブログ

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2012年 07月 04日

コスタリカ出張2012 その6

>5月8日

エクスクルーシブコーヒーに到着。

エクスクルーシブコーヒーとはデリカフェ(コーヒーのエクスポーター)にいた
フランシスコ・メナが独立して起こした会社でコスタリカとパナマのミクロベネフィシオを
中心としたスペシャルティコーヒーを扱うエクスポーター。
生産者との連携が強く、栽培知識の共有や技術提供なども行っているのが特徴。

この会社が入っている建物は、オフィボデガというだけあってオフィスとボデガ(倉庫)が
合体したようなところ。

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【ドライミル】

1階が倉庫兼ドライミル(脱穀、選別、袋詰め)で2階がオフィスとカッピングラボ。

積み出しの時期だけドライミルはフル稼働中。グレインプロ、バキュームパックなど
様々な荷姿に対応している。

最終的に人の手で選別をしているところはさすが。(大手のドライミルは電子選別機を
使っている)

2階に上がってラボラトリーへ。
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【生豆サンプル】

並んだ生豆のサンプルは生産者ごとに分けられ、さらにカッピングの点数に応じて色つきのシールが
貼られている。

このラボで働いているカッパーのワイネルさん、ハビエルさんに挨拶をする。

ドイツのベルリンにある「トレスカベッサス」というカフェのシャサさん
とキーエンコーヒーのマイクさんと3人でカッピング開始。

軽い気持ちでやっていたら、終わった後に各サンプル対しての点数を求められ、
結構本気のカッピングだと気づいて焦る。

点数なんてつけてないよと言うわけにもいかず、その場しのぎでサンプルに対しての感想と
目安になる点数をコメントする。

ドイツ人とアメリカ人と日本人でのカッピングはとても面白い。
好みは分かれるところだが、良いコーヒーについてはきちんとコンセンサスがある。

シャサとマイクは、ナチュラルの香味が好きなので、ああいう「フルーティ」を持つサンプルには
高得点が付く。

一方で私は、フルウオッシュのクリーンでフルーツとチョコレートの混ざったものが好きなので
ナチュラル系の香味に対しては多少厳しい。

最近のナチュラル人気もあってか、コスタリカでもナチュラルを少量ではあるが作り始めている。
ただし、干す場所が限られる中米においてナチュラルでの精製はコストがかかる。

ドン・マヨのパブロさんに「コスタリカコーヒーにはナチュラルは要らないと思う」と率直に言った
ところ「私もそう思う。」と同調された。

彼いわく、ドン・マヨが所有している高標高の農園で採れるコーヒーには果肉で「フルーティ」を
つけなくても、コーヒーは自然に「フルーティ」を身にまとうと言う。

私もコスタリカコーヒーの魅力は、やはりフルウォッシュだと思う。(ハニーもあるが)


ここには生産者も気軽にやってきて一緒にカッピングをする。

この日も「モンテ・コペイ」のルイスさんや「ブルマス・デル・スルキー」ファン・ラモンさんなど
多くの生産者が来た。

夕方にセントラルバレー地区で新しいマイクロミルのお披露目会があるらしく、そこにみんなで
行こうということになった。

ロースティチキンでメナさんたちと昼食。時期は雨季の始まり。午後は雲が多く、この日も
小雨がパラパラと降っていた。
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by cafetenango | 2012-07-04 05:51 | コスタリカ(コーヒー)


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